片付けではなく体験改善
日常の些細な不便と自分の幸せを最優先に意識すると片付けが捗ることにこの歳になってやっと気づいた。「この窓毎日開けるのに、窓の前にこれが置いてあるから微妙に邪魔だな」みたいな日常の些細なストレス、ついスルーして不便に慣れてしまいがちだけど、あえて目を見張っておいて即解消しようとしたら大抵の場合解決方法はものを捨てること・片付けることに辿り着く。
長年片付けが苦手だった。保持するか捨てるかの判断とどこに収納するかの判断を同時にしようとしていたからだ。そもそも前者が終わってからじゃないと後者はできないのに、前者の方が決断するのが難しいので、つい後者を先に決めたくなる。結果、捨てるという一番大事なプロセスが中途半端にしか行われず、ものを右から左に動かすだけなので大して片付かない。
片付けようとすると今でも気持ちが逃げの姿勢に入るけど、UX改善と思えば即行動したくなる(自分のためなら尚更)。一度に全部やろうとして挫折するより、勢いでやってしまえる程度のものだけその都度対処するのが私にはあってるのかもしれない。